江原啓之批判の誤解を解く  〜 江原さんを応援するサイト〜



 ◇ スピリチュアリズムの霊界通信には、それぞれ大切な役割がある。


 霊界通信には、それぞれ役割があります。 どれが一番良いというものではありません。
代表的なスピリチュアリズムの霊界通信を取り上げて説明してみます。
(あくまでも自分が感じた特徴を述べています。その他にも多くの記事、霊的真理が載っています。)


  ◇

シルバー・バーチの霊訓」 全11巻 (近藤千雄訳 潮文社)

全体的なスピリチュアリズムの教えを、論理的に述べている感じがあります。
通信の難しさや心霊治療について書いてあるのも特徴です。
専門的な内容が多い。


ベールの彼方の生活」 全4巻 (G・V・オーエン著 近藤千雄訳 潮文社)

霊界の下層から高級界まで、そこに住んでいる霊、風景、文化、仕事など詳細に描写しています。 このような記述はシルバー・バーチの霊訓にはありません。


モーゼスの霊訓」 (上) (中) (下) 巻 
(W・S・モーゼス著 近藤千雄訳 コスモ・テン・パブリケーション発行)

世に多く存在するキリスト教信者に向けて、大切なメッセージを送っており、また邪霊集団についての記述が多く出てきます。


霊界通信 小桜姫物語」 (浅野和三郎著 潮文社)

他の通信ではあまり出てこない、自然霊や妖精について詳しいです。
神社についての興味深い記述もあります。 
江原啓之さんの言っている「龍神」なども、この本に出てきます。


死後の世界」 ( J・S・M・ワード著 浅野和三郎訳 潮文社)

霊界の暗黒界、つまり地獄と呼ばれる階層の最下部から這い上がって来た「無名の陸軍士官」という霊が、地獄の詳細な描写をしています。
 高級霊団が暗黒界の準備のできた人々を救い出すために下って行き、邪悪な霊の妨害と闘い
ながら救出する様は、非常に興味深いです。
このような記述も、言うまでもなくシルバーバーチの霊訓にはありません。


江原啓之さんの著書

一部の著書 (スピリチュアルメッセージ 3巻)を除いて、他のスピリチュアリズムの著書のように、霊界からの通信をそのまま載せるという方法を取っていません。 
多くはエッセイのような形を取っています。
 これが江原さんが登場する前に存在していた日本のスピリチュアリストには、遊びのように感じてしまうのかもしれません。
でも、この形が女性たちに受け入れられ、大成功を収めているのです。
「昌清霊との霊界通信」といきなり書いてあったら、誰でも怪しく思うでしょう。(笑)
これでは女性は興味を持ちません。
女性は救われなくていいのでしょうか?

 江原啓之さんの著書やDVDは、まずスピリチュアリズムの根幹となる教え("お米"と言われる本に特に)、「霊界と霊の存在、神、類魂、守護霊、転生、大我の愛、波長の法則、因果の法則、
たましいの向上のために地上に来たこと」など、非常に詳しくわかりやすく、多くをさいて教えられています。
 そしてそれを、日常生活の様々な問題に、どのように当てはめ実践するかを詳しく書いた本("おもゆ"と言われる本)が、たくさん出されています。 
これが江原啓之さんの著書の特徴です。
実践しなければ、霊的真理は身につかないからです。
 江原啓之さんの教えは、人生の目的、愛、死、仕事、病気、いじめ、恋愛、失恋、結婚、子育て、離婚、社会問題、etcなどの、様々な問題に回答を与える、実践、スピリチュアリズムです。

 私もたくさん本を読んで来ましたが、これほど人のたましいを向上させる力のある著書を、
他に知りません。
だからこそ、次々にベストセラーになっているのだと思うのです。


 江原さんの著書、「スピリチュアルメッセージ 〜生きることの真理〜」(2002年12月発行)P4に、

「江原氏と昌清霊の交信は約20年前から始まり、その間約2年の期間を除いて、現在まで数多く行われています。 交霊会では、まず参加者全員で「聖フランチェスコの祈り」を唱え、しばらくの間精神統一をしてから江原氏を通して語られる昌清霊の言葉を待ちます。 交霊後、それぞれの
参加者の質問に対して、江原氏を通して昌清霊の言葉が語られていきます。」

とあります。
「シルバー・バーチの霊訓」と同じように、昌清霊団との通信も江原啓之氏が亡くなるまで続けられるのでしょう。
江原さんの著書には、この昌清霊からの通信のエッセンスがちりばめられています。



 江原さんを批判するスピリチュアリストの中に、江原氏が純粋なスピリチュアリズムを教えて
いないと言う方がいますが、この人は何を言っているのだろう?  と首を傾げてしまします。
私もスピリチュアリズムの本をいろいろ読みましたが、江原氏の根本となる教えは、純粋な
スピリチュアリズム、そのものです。

 わたくしは50年程、生きてきて、多くの思想、哲学書、聖書、自己啓発の本を読んで来ましたが、あまり役に立たなかったというのが正直な実感です。
しかし江原氏の著書は、わたしを本当に大きく変えました。 
人を変えることのできる力のある教えです。
 この苦難や不正に満ちた、何も信頼できない時代に、このように心に平安と喜び得て生きられるのは、まさに江原啓之さんが教える霊的真理のお陰です。


 人はこの地上にたましいの訓練、向上のために来たのですから、江原啓之さんの著書も
非常に重要な役割を持っております。
今までのスピリチュアリズムは、霊界と霊の存在を証明、説明することに重点がありました。
そのための霊媒活動やヒーリング(心霊治療)でした。

 これからは、江原啓之さんの著書にみられるように、いかに霊的真理を生活に取り入れて、
個人の霊性を高めるかにあります。
たましいを向上させるために、この地上に来たのですから。
実践、スピリチュアリズムであります。
スピリチュアリズムの新しい時代が始まっているのだと思います。


 ◇

 霊界通信は、どの通信が正確で信憑性があるというようなものでなく、どの通信にも役割があり、どれもとても貴重なものなのです。
天界から地上に、計画的に霊的真理が送られているのがわかります。



戻る




家並み